公務員の合法的な副業 – 出版や講師業にはどこまで含まれるか

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0:00 誰でも知っている話
0:52 結論は電子書籍と講師業
1:52 最新の人事院の見解
2:07 人事課に聞く際の注意
3:33 副業を許可している自治体の実態
3:52 内緒でバレないか
4:13 コンテンツ系
5:20 おすすめの分野
6:16 副業の本当のメリット
7:08 まとめ

#副業 #公務員

こんにちは。副市長です。今回は公務員の副業について話をしていきます。
ちなみに、私は人事課に許可を取って副業をしています。
公務員も副業ができるってなんとなく知っているかと思いますが、農業、投資、講師業、出版などが公務員でも許可が取れる副業です。
そうやって聞くと、結局、投資でちょっとずつ稼ぐか、メルカリとかを副業にならない範囲で小遣い稼ぎするくらいしかないと思うかもしれません。
ですが、実は、講師業と出版という枠組みを使うと意外と色々できます。
ちなみに、私が許可を取っているのも講師業と出版です。
このアカウントとは全く別のジャンルですが、月1万円くらい副収入を得ています。
今日はその話をしたいと思います。
まず、どういう許可の取り方をしたかというと、オンライン講座の講師と電子書籍の出版という形で許可を得ています。
オンライン講座という言葉なら色々な形の展開が含まれますし、電子書籍にもいろいろな形があるので、かなり幅広い形でコンテンツ販売ができるようになります。
例えば、ここからは自治体にもよって判断が変わってくるので注意していただきたいのですが、ユーチューブで何かを解説して収入を得るのだってオンライン講座の講師と言えるかもしれませんし、ライブ配信で稼ぐこともできるかもしれません。
ブログで記事を書いて、お金を払った人だけが記事の全文を見れるような形にして記事を売るのも電子書籍の出版と言えなくもないと思います。
また、最新の令和6年6月に人事院から出された国家公務員の兼業についてのキューエーでは、ユーチューブやブログのアフィリエイトは収入が小さければ兼業に当たらないというような書き方がされていたりもします。
この辺はきちんと自分の勤務先の人事課に確認した方が良いと思いますが、もし自分の働いている役所が旧態依然で守りに入るような雰囲気が強いと、グレーゾーンはできるだけ安全な方、つまり、許可しない方で判断されてしまう可能性があるので、ご注意ください。
副業は突き詰めると必ずグレーゾーンがつきまといます。
必ずしも白黒つけるのが正しいわけではないので上手く立ち回ることも重要です。
これは別の話ですが、市役所の仕事でも住民の人から聞かれると困る質問とかありませんか?
例えば、野焼きといって家の庭でゴミを燃やす行為は大抵の自治体でエヌジーですが、農家の人が田んぼで草を燃やすのはオッケーとしている自治体もあります。
じゃあそういう自治体で、例えば住宅街と農村集落の中間の場所で野焼きがされていた場合、それが良いのか悪いのか市役所に聞かれても困ることって結構あると思います。
こういうグレーゾーンは、質問を受けた側としてはエヌジーで判定した方が安全なのでエヌジーで判定しがちです。
副業に関しても、あまり突き詰めて人事課に聞いてしまうと、どんどんやれる範囲が狭くなってしまうので注意してください。
話を戻しますが、私の場合は、オンライン講座の講師と、電子書籍の出版で許可を取りました。
内容的には、私は個人的にプログラミングとかデザインとか動画編集とかの勉強をしていたので、そういうハウツー系の動画の配信と電子書籍の出版をしています。
まず、オンライン講座の方ですが、例えば、ユーデミーというサイトは知っていますか。
ある程度、何か専門的な知識を持っていれば、自分が講師になって動画をアップできるプラットフォームです。
例えば英会話とかファイナンシャルプランナーのような専門知識を持っている人なら作れると思いますが、そういう知識がなくても、例えば公務員試験の講座とか、残業をしない仕事術とかなら、これを見ている人でもパワーポイントにまとめて講座を作れると思います。
逆にお勧めしないのが自治体の財政についてとか、生活保護の担当になったら読む本みたいな、仕事そのものの知識をテーマにすることで、需要が無いのでやめた方が良いと思います。
私の場合は個人的にパソコン関係を勉強していたので、そういう系で作りましたが、それだって需要があるかと言えばそうでもないです。
一番お勧めなのは需要があるテーマで自分の興味のある分野を選ぶことです。
例えば投資とかのお金の話、心理学とかの人間関係の話、料理とか筋トレとか健康の話、その辺はいつの時代でも必ず幅広い層からの需要があります。
そういうテーマを選んで、きちんと1から勉強して講座を作った方が将来を見据えても仕事の幅が広がると思います。
というような形で、あるテーマを決めて、それを体系的にパワーポイントとかで整理して、それにナレーションをつけて3分くらいの動画を10個くらいでまとめれば、それを動画講座としてアップすることができます。
結構な労力がかかる上に、どれくらい収入が得られるか分からないので、根気のいる作業になりますが、一度作れば自動的に収入が入ってきます。
もちろん、人気のある分野を見極めたりとか、分かりやすく講座を作るコツとかは勉強する必要があります。
ですが、こういうコンテンツを持っておけば、将来仕事を辞めたくなった時にも武器になりますし、おそらくほとんどの自治体で許可がもらえるはずなのでおすすめです。
オンライン講座の中にユーチューブでの発信を含ませることができるのかは判断が分かれるかもしれません。
次に電子書籍の出版ですが、私の場合は、きちんとアマゾンで200ページ以上の書籍らしい書籍を出しました。
内容は詳しく言えませんが、インターネットに関することです。
かなりの労力が必要で、半年くらいはかかったと思います。
本を作り始める前に1年以上勉強したので、それも含めれば2年くらいはかかっています。
ですが、ブログに毛が生えた程度の内容でも電子書籍は出せるので、無理な話ではないと思います。
ただ、これも労力がかかる割に売れるかどうか分からないので、お金を稼ぐことを目的にするのではなく、将来、転職とか独立開業をするときの武器を作っておくというモチベーションで進めることをおすすめします。
ということで、副業についてお話ししました。
どうしても自治体によって判断が分かれる部分が大きいので曖昧な内容も多くなってしまいましたが、ヒントになる部分はいくつかあったのでは無いかなと思います。
特に、令和6年6月に人事院から出た国家公務員の兼業のキューエーは必ず見ておいた方が良いと思います。
それではこの動画は以上になります。
このチャンネルでは、私がプライベートで考えていることとか生活に役に立つ知識を発信していくので、ぜひチャンネル登録お願いします。

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