小遣いは“電子マネー”!?「足りていないけど、親に負担を掛けるのも…」今どきの子どもの小遣い事情 (23/05/03 18:47)
物価高騰が続く中、子どもたちのお小遣い事情はどのようになっているのか、こどもの日を前に聞きました。
【小学生】
「おばあちゃんがきた時にもらっている。200円か500円」
【小学生】
「毎月500円をPayPayでもらっている」
中学生以上になると活動の幅も広がるからか、お小遣いが足りていないと感じる声が増えてきました。
【中学生】
「1ヶ月に1500円。新しいゲームを買うのに使ったり、ゲームに課金したり。自分が買いたいものに、たまに手が届かない」
【高校生】
「高校入ってから月に5000円もらえるようになった。応援するグループの新しいツアーが出た時に、グッズが欲しいけどお金が足りなくなる」
その一方で、お小遣い額の交渉には子どもながら気も使っているよう…
【高校生】
「物の値段があがってるし、あまり(親に)負担をかけるのも申し訳ないなと」
月に5000円をもらっているという、こちらの男子高校生は。
【高校生】
「(物の値段が上がってるのは感じる?)すごく感じる。飲み物も前までは100円以下で買えたのが100円以上になってすごく困る。(値上げして欲しい気持ちは?)あります」
【母親】
「家の手伝いをしてくれたら、その時にバイト代としてあげようかな」
お小遣いの額に関わらず親から聞かれるのは、子どもにお金についての知識を持ち大切に使ってほしいという思いです。
【母親】
「お母さんとお父さんがどうやって働いてお金を得てるのかを説明して、大事に使ってもらいたい」
子どものおこづかい事情について、金融広報中央委員会の調査では、月に1回おこづかいをもらっている場合、金額で最も回答が多かったのは小学生で500円、中学生で1000円、高校生で5000円でした。
そして使い道については小学生が「お菓子やジュース」、中学生と高校生では「友達との外食・軽食代」が最も多くなっていました。
お菓子や外食の値上げが続いている中、子どもたちにとってお小遣いアップは切実な願いと言えそうです。
一方で物価高で家計のやりくりも工夫・節約が求められている状況です。
この機会に親子で家庭のお金について話をして、お金の大切さなどを一緒に考えてみてはいかがでしょうか?